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商売上がったり
これ、いったい誰の版画だと思いますか・・・?

TS_本


大人クラスの生徒さんの作品じゃないんですよ、、

小学校4年生のTSの作品です。

「姫路城」

しかも、ほとんど、何も見ずに。


TSは、テーマ「自分」の時にも触れましたが、
今、戦国・武将ブーム。

歴女ならぬ、歴男。

去年、姫路城にスケッチに行ったそうです。
今年は、大阪城を見に行ったそうです。


今回のテーマ「本」と聞いて、

「あー、版画がやりたいんだよねー。」
「巻物みたいな絵も、まあ、昔の本って考えられなくはないでしょ。」

と、説得された。
もちろん、納得した。

そうだよね!版画は印刷の原点だもんねー。


しかし、版画かぁ・・・版画ときたかぁ・・・

一応、私は小学校高学年の時、木彫クラブだった v^_^v。
浮き彫り、鎌倉彫、お手のモノさ(笑)。


ちょうどいい大きさの木の板が、木工作の材料の中になかったので、
世界堂で購入した木製の粘土板を使ってしまえ〜ということになった。

だって、木製の粘土板って、紙粘土が食い付いちゃって使い辛ーい!
と思ってたから、いっかー。ということにした。 

こんな風に使ってもらって、粘土板も本望でしょう。


さて、いきなり、板に下絵。

さくっと姫路城を描いた。


お城の周りはどうする?

「うーん、雲とか・・・松とか・・・?」

ああ!雲ね!源氏物語絵巻にあるような、‘雲間’ねー。

「・・・それ、ダサくない?」

・・・す、すみません、、、

あ、松はさ、お城の近くによく植わってるよね。

と、マンガチックな松を紙に描いたら、

「え、、、なんか違うなあ。」

と言って、さくさく、松の樹の鱗を描き表した。

・・・え”、、、
、、、や、やばい・・・(マジで脂汗出た、、、)


この下絵を、大人クラスに来てくれているMOちゃん(同じ大学出身のイラストレーター)
に見せたら、

「小学生にここまで描かれたら、私たちの商売上がったりだよ!!」

と、半分泣きが入った。

でもさ、きっと、私たちは「絵」しか描けなかったからこういう仕事やってるけど、
こういう才能のある子は、特に「絵」を仕事にしなくても、世の中のトップに立つ仕事に就くんだよ。

頭の中にあるイメージを形にする。
伝えたいことを相手にわかるようにちゃんと表現する。

ってことは、どんな仕事に就いたとしても、必要なことだ。


そして、TSは、さくさくっと下絵を描くと、

「さっそく彫りたいなぁ。」という。

もう!?

そして、あっと言う間に、城と松を彫った。

背景の空は、城を浮き上がらせる為に、全部削り取りたいとTSは言ったが、

ここは、鎌倉彫みたいに、彫り跡を模様みたいに見せる方がいいよ。と提案。
別の木に鎌倉彫を試しに彫って、絵の具を付けて簡単に刷ってみせた。

「ああ!!いいねー!きれいきれい!」

と、やっと認められた私。。。(ホッ。。。)

「こりゃけっこう、やっかいだなぁ。」
「昔の人は大変だったんだなぁ。」とか言ってたけど、

さくさくさくさく、10分20分で、空は彫られた。

時々、試し刷りをしながら、

「どうやったら、城が際立つかな〜」と、考えて、

空の鎌倉彫り風を、炎のようにメラメラさせて、姫路城炎上!!
にしようかー、なんて冗談を言いながら、

瓦は彫った方がいいんじゃない?ということになり、
細い三角刀で、さくさくっと瓦の線を彫って、
できあがった。

・・・え?! できあがり??

私の予想では、来週あたり「刷り」かなぁ〜なんて思って、
それまでに、インクとローラーとバレンを揃えておこう〜、なんて
悠長に構えていた。

「よし!本番いってみよー。」

と、TSは言うので、そのテンションは下げられない。

そして、試し刷りと同じ、リキテックスのマースブラックを、
太い筆でぬりぬりして、和紙に刷った。

「絵の具の濃さの加減がむずかしいなぁ・・・」

ははは、そうだよねー。
本当は、版画用のインクがあれば簡単だけど・・・ごめん〜!

でも、絵の具の水加減の感覚を養うのも、今後きっときっと役に立つ!!
うんうん。。。


そして、何度か試し刷りをして、いい感じの1枚が刷り上がったのでした。。。

(リキテックスでもけっこういい感じに刷れるじゃーーん。ホッ・・・
 むしろ、水性だから、版を水洗いできるし、いいかも。)


最後に、唯一、TSが残念がったのは、
左右反転させなければならなかったのを、正しい方向で彫ってしまった為、
刷り上がりが反転してしまった。(ごめんね、私も気付かなかった!)

なので、和紙に刷った絵を、光に透かしてみるそうな。
それほど悔しがりもせず、発想の転換も早い。

いいね、いいね。 光とか、透かすとか、私も大好き。


これは、夏休みの自由工作に持って行く。

実は、TSやMが通う小学校は2学期制なので、今日から学校が始まった。

他の子、自由工作やってきた子いた?

「いたけど、大したことなかった。」

一日遅れてしまったが、明日、TSがこの版画を持って行ったら、
おそらく図工の先生も、脂汗をかいてくれるだろう。

TS_版画風景
TS_版画板

カテゴリ:テーマ06「本」 | 23:10 | - | - | -
みんよんの「本」
4年生のミンニョンの「本」は箱式でした。

立体や、構造に強いミンニョン、
(私個人的には、是非、建築系行って頂きたい^_^)

「本」と言われて、箱型を思いつくのは、かなり斬新。
人形劇が出来る、紙芝居のような箱を作りたいと発案するミンニョン。

箱の中の背景は、紙芝居式に、絵が入れ替えられます。

天井から、小さな人形たちを操作して、オリジナルのストーリー(アドリブ)で、
「生絵本」の世界を繰り広げます。

ここいろこころのこどもクラスでは、
小学生も幼児も一緒に作品作りをします。
大きい子が小さい子を手伝ってあげたり、
小さい子は大きい子の作品をみて、刺激を受けたり。

相互作用で「表現」の化学反応を楽しんでいます。

にょん_本02
カテゴリ:テーマ06「本」 | 17:52 | - | - | -
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