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簡潔な美しさ 完結させる美しさ
今年に入ってから、

RNちゃんという6年生の女の子がここいろ来てくれている。

minyonと小学校では同じクラス。


minyonとRNちゃんは、まったくタイプが違うが、

双璧といった感じ。


ふたりとも、かなり高いレベルを目指せるセンスを持っている。

あくまで、高いところに到達するには、本人達の努力が不可欠だけどね。



二人の共通性は、思考の深さ。


作品を作る上で、ひとつひとつの造作をどうするかの判断が、直感でセンスが良い。

そして、小学生としては完成予想レベルが高く、作り込みに説得力がある。



二人の違いはというと、思考するときのバランスの取り方。


minyonは「動」

minyonは考えがまとまるまで、大騒ぎする。


「Sさーん、わかんないーーー、」

「Sさーーん、どうすればいいのーー?!」

「Sさーーーん、もうやだーー、やめるーーー。」


・・・・・・

そう声を発せられるたびに、私は

じゃあ、こうしたら?

こういう考えもあるよ。


と、アドバイスしたりするのだが、


「あ、いいや、めんどくさい。」

と、すっぱり切られたりもする。


なんだ...結局自分で考えたいんじゃん。


なんだかんだ、そういいながら、すごいものを作るので、
私も傍観しているが、


あいかわらず

「Sさーーーん、もう、作るのめんどくさいーーー」とたびたび言われると、



知らないよ!

自分の作りたいことは自分でまとめな!

そんなにめんどくさいめんどくさい言われたら、こっちがやる気なくなるよ!


ときつく言う時もある。


かと思うと、

私が言ったアドバイスで、ピピッときて、

自分がやりたいことが、急につながると、


「Sさーーーーーん!!ありがとーーーっ!!! あー!超うれしい!」
 早く作りたい作りたい作りたい作りたい!!」

といって、抱きついてきたりもする。


そうやって、minyonは外側にパワーを発散しながら

考えをまとめる。


minyonの作品は、前にも書いたが、


絹糸を針の穴に通すように、絶妙で、余分なものが削ぎ落とされてシンプルで、


とても大騒ぎして作ったとは思えない、洗練されたクールさがある。



テーマ「丸」

フラードームのように、正三角形の集合体で、球体を作りたかった。

ケント紙で正四面体を、いくつもいくつもいくつもいくつも作った。

大騒ぎしながら(笑)


立体(正四面体)で作っても、球に組み立てたら内側は見えなくなるよ。

って言ったのに、

「やだ!立体で作りたい!」と言い張ってただの平面の正三角形ではなく、
正四面体を作った。


でも、やっぱり組み立て始めてみると、せっかく作った正四面体の立体が、
内側に入ってしまい見えなくなるのがもったいない、と言って、

アクリル板に貼付けて、円で見せることにした。


MY_maru02

これはこれで、かなりカッコいい。

この作品の見せ方として、

私は、アクリル板に穴をあけて、テグスで吊るしておけば
自然にくるくる回ってきれいじゃない?

と言ったのだが、

minyonはモーターで規則的に回したいらしく、
しかし、装置がごちゃごちゃ見えたり、
アクリル板の円周が隠れたりするのが嫌らしく、

まだ、設置方法はペンディング。。。


とにかくminyonは、こたわりが強い。


私と似ている(苦笑)。



***



一方、RNちゃんは、「静」


RNちゃんは、彗星のように現れた。



RNちゃんは、アイディアをまとめるときは、

腕を組んで、「うーん、うーーん」と言うくらい。


壁によりかかってじっと座ってたり、

ベランダに出てじっと空を見てたりして、


考えをまとめ上げる。


そして一旦作り始めると、決して、無駄なおしゃべりはせず、

黙々と作る。


内側に向けられたパワーの強さを、じわじわと感じる。



最初のテーマ「自分」では、お菓子の世界の絵を描いた。

ファンタジックでメルヘンで、色のバランスもよく、描き込みが丁寧。

ものすごい集中力で、2回ほどで描き上げた。

RN_jibun



次のテーマ「花」では、和紙でゆりの花を作った。

素材の選び方など、私もポイントポイントでアドバイスしたが、


花びらや、おしべめしべの細かい造作とニュアンスは、

・・・いつのまにかできていた。


特におしべのところは、はりがねに和紙を巻き付けて、花粉の部分をくっつけるのが、
難しいと思ったのに、

・・・いつのまにかできていた。


RN_hana



テーマ「回る」では、風見鶏を作った。

木の板を、糸鋸で良い形に切るのは時間もかかって難しいよ。と言ったのに、

いつのまにかできていた。


羽のラインを、溝を切っていれるのは難しいよ。と言ったのに、

「あ、そうします」と一言言って、

いつのまにかできていた。


RN_mawaru



テーマ「浮かぶ」では、天体モビールを作った。

ひとつひとつの天体は紙粘土で作ったが、

どれもきれいな正球に近く、驚いた。


色づけも単色ではなく、

惑星の地殻成分をイメージしながら、マチエールやマーブリングを付けた。


なぜか、太陽系から外れて、モビールからも外れて、ぽつんと浮かぶ月が

いい味を出していて、カワイイ。


カラフルな惑星だけでも、充分きれいだったが、

「もっとキラキラさせたい。」ということで、

スワロフスキーのビーズを、ところどころに、根気よく付けた。


RN_ukabu02
RN_ukabu01



RNちゃんの作品は
最後までテンションやペースが乱れる事なく、丁寧に作り込まれる。


完成したときは、

「は〜〜〜〜〜〜、、、やっとできた〜〜〜〜〜〜〜〜、、、」

と、深く大きく息を吐く。


ぐっとパワーを注ぎ込まれたその作品たちは、あたたかく、やさしい。


私でも、めんどくさいだろうな、と思うような作業や

難しいだろうな、と思うような構造でも、

気づくと、あれ?できたんだ!!というくらい、不思議と作ってしまう。


RNちゃんの内なるパワーは、ちょっと魔法みたいだ。



更に、感心するのは、RNちゃんは、工作のあとの片付けが完璧。


ボワッ っと一度膨れあがったアイディアや創造性が、

時間がきたり、作品が完成したりすると、

シュッ・・・ っとブラックホールに吸い込まれるみたい。



私も見習うべき、これが「美しさ」だなぁ・・・と思う。






カテゴリ:テーマ01「自分」 | 00:55 | - | - | -
Fairground Attraction
知っている方も多いと思うが、
Fairground Attraction

イギリスの音楽のグループです。

わたしは大学時代、大好きで、作品(学校の課題)にもBGMとして使ったり、
日常でもかなり聞いていた。


10月から来てくれるようになったSSちゃんとUTちゃんの姉妹。

ここいろでのSSをみていると、Fairground Attractionの曲が
頭に浮かぶ。

ヨーロッパの少しダークな色調の、アンティークな雰囲気の移動遊園地。

決して、amusement park ではない。

SSは、ここいろにいる間、次から次へと、もくもくとなにかを作り続けている。
1回で、2、3作品、多ければ、4、5作品作ったりもする。

軽い感じで作ってしまうが、ひとつひとつ、SSは頭の中に浮かんだイメージを
明確に持っているので、私が、こここうしたら?と言っても、
イメージに合わなければその通りにはしない。

当然、それが良い具合にまとまる。


SSは作品を作るあいだ、いつも鼻唄をうたっている。
(もちろん、Fairground Attractionではないが…)

SSの頭の中にはいつも“歌”が流れていて、
作った工作や絵を、まとめて見てみると、なにかメロディのようなものを感じる。


しかも、作品が、何か言葉を話しかけているみたいで、
文字を入れてみると、なんか良い感じ。

今回は、cocoirococoroの文字とコラボさせてもらった。

SS_七色ハープ
細いいろんな色の糸を、紙のスリットにはさんで、紙もうまく立たせて、
とても繊細な作業だったが…
実は私はこの作品にとても感動した。

SS_回る
SSの作品はつり下げるスタイルも多い。
簡単に作ったようだが、(いや実際、ささっと簡単につくったものだが)
大きさのバランスとか、形とか、色の配色だとか、動きとか、とても心地よい。

これを吊るしてみた時の、SSの満足そうな笑顔がとても心地よかった。

SS_花
テーマ「花」

SS_○
○のモビール
シャボン玉って言ってたかな… 
吹き出しのようでもあって、ひとつひとつの○になにかメッセージを入れたくなる。

SS_ロープウェイ
このロープウェイは、SSのイメージとしては、教室中を一周するゴンドラにしたかった。

そのイメージを実現させてあげたくて、教室中の柱(桟?)にヒートンをつけて
凧糸を伝わせて、そこにこのゴンドラを吊るして、凧糸を引っ張って移動させてみた。

しかし、ヒートンの所にくる度に、ゴンドラのリボンがひっかかり、
なかなかうまく動かなかったが・・・

でも、一応これが限界と、納得してくれたと思う。。。(汗)

SS_ぱっくん
傑作(私の中で)ぱっくん。
輪ゴムやセロテープで閉じておかないと、いつもパクーーンと
クチが空いてしまう。

それにしても、この表情、佇まい・・・

かなり好きな作品。

SS_プリキュア
パッションハープとパインフルート(プリキュアより)

ここいろに来て、初めての作品。テーマ「自分」

SS_大入り
11月の酉の市に納めに行く一年前の熊手から、パーツを外してリメイク。
なんだかとてもおめでたい感じになったので、お正月まで神棚に飾らせてもらった。

実は、この赤い実の房は、息子Mが学校の帰り道「ママに」とお土産に持って来てくれた物だった。

教室に持って来たら、あっというまにSSが作品にしてしまったので、
それに気付いたMは、しばらくぐずぐず言っていたが、
私がどうしてもこの作品にはこの赤い実が必要なのよ。と説得(説き伏せたというか)して、
Mに外されないように神棚に上げたら、なんだかしっくり来て、
Mも時間とともに納得してくれたようだった。

SS_1位
これも、熊手のパーツを使ってリメイク。
「金メダルで1位」

あれ?なんで「20」だったかな。
ビーズを埋め込んで数字を作った。
何か「20」の意味があったはず・・・もう一度聞こう。

SS_しめ花
見えますか?
神棚の、本来しめ縄をつける場所に、SSが作った花の飾りをつけています。

「できた。」と言って渡されたとき、私はなにか花瓶のような物に差そうとしたら、
SSに「違う!あそこに!!」と、この場所を指定されました。
最初はええ?そこ!?と思いましたが、付けてみるとそれが、とても良くマッチして、

しめ縄だと仰々しくて去年はお正月過ぎたらすぐ外してしまっていたのですが、
これはなんだかとてもここいろっぽい!!と思って、
今年のお正月はこれを飾らせてもらい、
しばらくこのまま飾らせてもらおうと思ってます。

SSの作品は、なんだか神棚がよく似合うような…?

SS_祈りの木
テーマ「木」
「みんなの願いを、中の豆(コーヒー豆をたくさん埋めてある)が聞いてくれるの。」

SS_羽根の木
メッセージリーフのような。。。

SS_花の木
できた作品を
「S先生の願いが叶うように、」と言って、私に渡してくれた。

SSはよく、
「みんなが幸せになるように、」というテーマを作品に込めることが多い。


私も、アートはそうあってほしいと思っている。

芸術は自己表現でもあるが、それを人が見てなんぼ。
どう感じてくれるかというのが特に大事だと思っている。

自分が「デザイン」出身だからかもしれないが。


以前、私は「アート」という言葉があまり好きではなかった。
90年代のある時期「アート」という言葉が流行り出して、
自分勝手なモノをつくって「これがアートだ」という使い方をする風潮が強かったことに
とても抵抗を感じた。

その言葉を使った作家が、「アート」という言葉に逃げているような気がした。
とても一方通行な気がした。

なので、メディア(画材も含めて)がなんであれ、
自分が表現したいもの、伝えたいこと、を人に伝わるように考えられた作品は
彫刻であれ、映画であれ、「デザイン」されている。と解釈していた。

一般的に「デザイン」というと、商業的な、あるいは表面的にオシャレに整えられた
モノのことをイメージすることが多いと思うが、

私は「デザイン」という言葉は、もっと深い意味があると思っている。
個人的には、総合芸術的、表現の総合プロデュース的な意味合いで使っている。

デザイナーではない私が言うのも変だけど・・・
「デザイン」という言葉に、誇りを持っている。


美術に限らず、音楽も、言葉も、自分自身の存在も、

特に表面的にキレイである必要な無いと思うが、

それを受けとめる人にとって、共感する部分があって、興味深く、心地よく、
その人の感覚とのコラボレーションで、化学反応して、相乗効果が得られて、
ちょっとでも、楽しー おもしろーい 幸せ。。ってお互い感じられるのが、
人間関係、人の輪、つながり、コミュニケーション  なのかなー、と思う。



大袈裟だけど、

そうあってほしいと思う。


カテゴリ:テーマ01「自分」 | 17:39 | - | - | -
Yっくんの空気
Yっくんがここいろにやってきた。

保育園で、Mのひとつ上だった。

保育園時代、私はYっくんが絵を描いているところは、
あまり見たことがなかった。

いつもやんちゃにあそんでいる姿しかイメージになかった。

Yっくんはどんな絵を描く子だろう=どんな感性の子だろう。


テーマ「自分」

いつものように
自分の好きな物でも、自分の家族でも、自分が将来なりたいことでも、
自分が集めているものでも、なんでもいいんだよ。
と説明すると、

やっぱりYっくんもすぐに「決めた。」といって、作り出した。

野球場を作ると言う。

へー!!野球場か・・・

お城とか、家とか、お化け屋敷とか、お話っぽい建物はいままで他の子の作品に登場したが、
野球場、という公共の建造物はなかったなー・・・なんて思った。

後から聞くと、最近Yっくんはお父さんと初めて野球場に野球を見に行ったという。

それで、将来、野球の選手になりたい!!と思ったそうだ。

いまのところ、野球チームに入っているということではないそうだが、
将来野球選手になりたい!!と思ったということは、
野球場で観た野球がかなりのインパクトであったに違いない。

もしかして将来、Yっくんが別の仕事に就いたとしても、お父さんと初めて球場で野球をみて、
ビビーーン!と感動して、ドキドキして、心の中でキラキラっとした宝石のかけらのようなものは、
いつまでも大事にしてほしいから、それをその時形にしておくということは、
大人になってからでは決して表せない子どもの頃の記録、記憶となり、自分の心に刻まれる。
そんなかけがえのない作業だ。

教室を始めてみて、子どもの発想が、泉のようにこんこんと湧き出て、
しかもそれはどんどんと変化していき、当の本人は、その変化を全く恐れず、
変化することを躊躇しない、変化しても元のモノがもったいない、と考えない、
ということを知った。

いわゆる、新陳代謝が活発ってこと?

細胞分裂が常に起こっているってこと?

そんな感じで、きっと、将来なりたいことも、
常に受けている刺激によって、躊躇なく、しかも真剣に変わって行くのだろうと思った。

とにかく、今のYっくんの“自分”は、=“野球”だった。

どんな方法で作るのか、興味津々だったが、Yっくんは紙粘土で
観客席と、内野と外野とベースと、マウンドを作って、
内野は芝生、外野は土、で色分けした。

選手や観客も作るのかと思ったら、「人間はいらない。」とあっさり言った。

そっかー、

シンプルにシンボリックに野球場は作られた。

まるで、モンドリアンのニューヨークシリーズのようだ。

壁にかけると、とてもオシャレかもしれない。

いいね〜〜

YK_スタジアム


そして、まだ時間があったので、
Yっくんは、「絵が描きたい」と言った。

動物の写真集にとても興味をもってくれて、
気に入った写真をさがして「これ描きたい!」と言った。

森の中のヒョウ、木の枝にとまったフクロウの家族。

鉛筆で描き写して、イメージカラーだけ、シンプルに着色した。

ヒョウの背景の森は、Mが使っていた油粘土をこすりつけた。

Yっくん!それ、練りゴムじゃないよ!!と私はびっくりしたが、
Yっくんは、自信をもってそうした。

試しに・・・という感じではなかった。

そのボソボソっぽい色の着き方が、なるほど、ジャングルの感じをよく表現していた。

フクロウのまわりは、写真では木の枝葉だったが、Yっくんは闇夜っぽくした。

最初は夜の色だけつけるつもりだったようだが、周りに色がつくと、
肝心のフクロウの見え方が弱くなってしまったので、フクロウにも色を付けることにした。

夜の色と同じように、絵の具で着色することを提案してみたが、
「絵の具じゃない、クレヨンがいい。」とYっくんは言い切った。

そして、ささっと、フクロウの色をつけて、「これでいい。」といった。

写真をみて、インスピレーションがわいて描いた絵だが、
Yっくんというフェイルターに通されて、Yっくんの感性で描かれた絵になった。

YK_ユキヒョウ
YK_ふくろう


スタジアムもそうだが、ヒョウもフクロウも、シンプルだがほっこりしてて、
真っ白な壁にかけたら、とても映えそうだ。

うまく言葉にできないが、Yっくんの美意識的なものが、ちょっと分かった気がする。

これから、ここいろでYっくんが作る空気がとても楽しみ。
カテゴリ:テーマ01「自分」 | 21:10 | - | - | -
四次元ポケット 〜商売上がったり 2〜
HL。

小学校2年生。

Mと同じ保育園で、ひとつ上の子。

保育園の時から、ほんっとにおどろくほど、絵がうまかった。


幼児期の絵というのは、上手い下手ではない。
体の発達、感覚の発達に従って、段階を追って上達していくもので、
一人一人度合いも、風合いも違う。

同じものを描いたり、作ったりして、いやおうなしに優劣がついてしまうスタイルは
わたしは、しない方針。


でも、あきらかに、‘見たものをそのままかける’という、
‘デッサン力’をもった子がいる。

HLがそうだ。

年中さんの時にかいた、宇宙戦艦ヤマトの絵には、目を疑うほど驚いた。

ティラノサウルスの描写力には、目を疑いたかった。


夏休み、HLがここいろに来てくれた。

たぶん、家にいても、同じものを描くかもしれない。
いつも、同じものを作っているかもしれない。

でも、わたしは、その子が作るものを、紐解きたい。
そばにいて、その子の思想を解釈して、理解してみる。

子供も、大人も、自分の考えを認められると、落ち着くものだ。

そういう役割を担いたい。

そりゃ、完璧とはいかないまでも、できるだけ。


で、頭の中にあるものを、形にする手助けをする人。

美術のテクニックを教えることが先決ではない。


親だと、なかなかうまくいかない。

わたしも、家で息子のMには、そんな悠長なことはしていられない。

時間もないし、部屋を汚されるのもイヤだし。

出来上がったものだけを見ると、そのとき、へーすごいの作ったね!!って思っても、
時間が経つと、鑑賞に堪えうるものはそうそうない。
作った過程をみていないと、わけがわからない。

プロセスが大事。

でも、できあがったもので、人は理解するから、
できるだけ、自分のイメージと表現されたものが、一致するように。。。

言葉にしても、絵にしても、立体にしても、音楽にしても、服にしても、

表現を繰り返すことで、自分と人との距離を縮めていく。


話はもどって、

HLは、テーマ「自分」とそのとき初めて聞いて、
一瞬で作るものが決まった。

戦艦だった。

保育園のころから、描き続けた戦艦。

お父さんの影響で描き始めたヤマト。

まさに、HLだった。


それを、立体で作り始めた。

作っていくうちに、

「Mのお母さん、粘土板もう1枚つなげたい。大きくなっちゃってもいい?」

もちろん!

大きさのイメージも、もう頭の中の感覚で決まっているんだよね。

頭の中は、四次元ポケットみたいだよね。

人間は小さいけど、

自分のことも、
自分以外の人のことも、
住んでいる国のことも、
世界のことも、
地球のことも、
宇宙のことも、
宇宙の果てのことも、

なんでも考えられるから、

頭の中は無限だよねー。


HLは「たのしい〜〜! Mんち、すごい!!」

と言ってくれた。

いつも、辛口な意見をいうHLなので、
そういってくれると、とても嬉しい。

戦艦HLは、まだ途中。

これから色を塗るそうだが、白いままもイイ。

これからの可能性をたくさん感じるから。

HR_自分


カテゴリ:テーマ01「自分」 | 09:09 | - | - | -
HNくん登場
ここいろにHNくんがやってきた!

Mと同じ小学1年生。

お父さんがこのブログをみて、来て下さった。

はじめまして、とは思えないほど、なんの抵抗感もなく、HNくんはすんなりここいろに溶け込んだ。

じゃあ、「自分」っていうテーマで何か作ってみよっかー。

「うん」

すんなり。

スケッチブックに、かわいいペンギンを描いた。
ペンギンが好きなんだー。
どういうところがすき?
「かわいいところ。」

絵で描く?

「なんか、作りたいなー。」

ということで、紙粘土で表現することになりました。

ペンギンはたまごを足の下(おなかの下?)にかかえていて、
おなががポッコリ盛り上がっているところがポイント。

ちょっと首をかしげていて、
最初に、HNくんにそっくりな黒くてまんまるの目に色を入れ、

次に、鮮やかなオレンジ色っぽい黄色をくちばしに塗って、

それから、あたまのグレーを、シルバーで塗って、

最後におなかと背中を黒く塗った。

「羽根はこのまま、白でいいの。」

せっかくたまごをかかえてるから、そこが分かるように、何か色をぬってみる?
と提案してみるが、

「いいの。ボクはわかってるから。」

なるほど。そうだよね〜

でも、ちょっと明るくしてみてくれた。

あっという間に、かわいいペンギンができあがり。

HN_ペンギン

HNくんのペンギンは、前の時間の大人クラスのおニイさんおネエさんたちにも大好評だった。


時間も、粘土も、まだあまっている。

他にも、好きなもの作ってみようか。

「うん」

そして、ティラノサウルスを作ることになった。

恐竜好きなんだー。
どんなところが好き?
「がーー!!って強いところ!」

そっか、かわいいものも、強いものも好きなんだね!?

でも、HNくんのティラノサウルスはかわいかった。
ペンギンと同じ、大きなくりくりの目、大きなギザギザの歯。
大きな肉のかたまりもくわえてたね。

「ちょうど、粘土たりるかな。」と計画性をもって体も作り始めた。

太くてカッコいい足が1本生えたとき、ふと、あれ?アタマどこいった???

あれ?あれ?

みると、いつの間にか、体と一体になって、
太い足に見合うだけの、大きな体に練り込まれてしまっていた。

あ〜あ〜〜〜

いっしょにいらしていたお父さん、お母さん、まわりのみんなは笑いに包まれたが、
発想の転換が早いHNくん。

「よし!違うものを作ろう!!」

と、ためらいもなく、太くてカッコいいティラノサウルスの足も、体も、
こね直して粘土のかたまりにしてしまった。

当然、もう一度ティラノサウルスを作るんだとばっかり思っていたが、

「つぎはトンカチをつくる!」

ト、トンカチ!?!?

トンカチのどんな所が好きなの?

「カンカン!って音がして、クギがどんどん入っていってくれるから」

なるほど!! 道具の“機能”が楽しいんだね??!!

そして、あっという間に、トンカチと、クギ、木の板。を‘紙粘土で’作った。

クギは、ひとつだけ、真ん中に。
ちゃんと尖っている部分も作って、木の板の方に穴をあけて刺した。
ただし、刺さっている途中ではなく、刺さりきった所を作った。
見えないところにも隠されたこだわり。

お、おもしろい!!!

普通は、道具で作品を作るが、
道具を作品として作った子は始めてだ。
NYあたりのアーティストが作りそうな、コンセプチュアルな現代アートみたいだ。

写真とらせてもらっていい?
HNくん、ちょっとトンカチ持っててもらっていい?

「いいよ。
 まず、ここで。
 つぎは、もう少し下げて。
 次は、最後まで。
 アニメーションみたいにとって。」

ええ!?!?
1年生で、アニメーションの原理、知ってるの!?!?

またまた将来が楽しみな仲間がここいろに増えました(笑)

HN_とんかち01HN_とんかち02HN_とんかち03

今日の全員集合ーー。
HN_今日の全員集合


カテゴリ:テーマ01「自分」 | 02:30 | - | - | -
テーマ「自分」
ここいろこころでは、小学生はテーマをもらいます。
とても簡単な(でも難しいって?)テーマです。

そのテーマの言葉から、それぞれの発想、連想で
イメージを形にしていきます。

まず、最初にみんなにやってもらうのが「自分」というテーマ。
「自分」の好きなもの、興味があるものでも、将来なりたいものでも、嫌いなものでも。
なんでもいいので、「自分」で思いついたことを形にします。

Sちゃんの「自分」
テキスタイルデザイナー(今現在で)に興味のあるSちゃんは、好きな感じの模様と色を、
立体的にして、フォトフレームのように飾れるようにしました。

さつ_自分



Mちゃんの「自分」
音楽の好きなMちゃんは、♪のオブジェを作りました。
音楽のセンスは、美術にもつながるんだよ。

みん_自分

カテゴリ:テーマ01「自分」 | 14:53 | - | - | -
TSくんの「自分」
夕方クラスの4年生TSくん。
最初に取り組んだテーマは「自分」

建築家志望(今現在)のTSくんの「自分」という作品は、
自分が今まで興味をもってきた物たちを、
今、はまっている戦国の舟に盛り合わせます。

小学校4年生にして、戦国時代にはまっているTくん。
姫路城や、国立博物館で城やスケッチしてきた成果がバッチリ
写真や資料を何も見ずに、甲冑を着た戦国武将の人形をリアルに作ってしまいました。

この兜はうまくできた。と自分でも高評価。

人物の骨格を作るのは、とても大変だったけど。

すごい!!
何週もかけて、作りきったね!

意外と、全部には色は塗らず、白ベースに赤のポイントが効いてる。

武将の肩に担がれて、今まで自分を形成してくれた物たちと一緒に、
いざ未来へ向かって出陣〜!!

TS_自分
カテゴリ:テーマ01「自分」 | 11:46 | - | - | -
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