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夢の工作人

すっかり年末ですね。


ビジューで個人レッスンをしている小6RJRくん。

RJRくんのリクエストで10月からアドベントカレンダーを作り始めました。



数字が得意な6年生のRJRくん。

4年生の夏休みから個人レッスンを始めた。

最初は、図工がキライだった。

でも、お母さんが絵を描くのがお好きで、

美術の楽しさを知って欲しいということでアート教室に通って下さるようになった。


RJRくんは数字が好き、ゲームが好き、ドラえもんが好き。

(ゲームはDSとかじゃなく)

旅行で泊まったバンガローの部屋番号をずっと覚えていたり、

山やタワーの高さ、年号など数字に関する記憶力が抜群だった。


そういうRJRくんからしてみると、絵(アート的表現)なんてわけわからない。

とはじめの頃言っていた。

図工の授業も何をしていいかわからなくて苦痛だと言っていた。



でも、必ずどんな子も表現の種を持っている。


別に、アートとかゲージュツとかじゃなくていい。



その子それぞれの、好き!面白い!をアウトプットしていかないと、

せっかくの個性の種から芽が出ない。



そこで、毎回工作や絵のテーマを数字に置き換えた。

絵を描く時は、描くモチーフの順番や数を決めて描き進めると興味を持ってくれた。

工作は、数字やゲームに関係するものを作った。

すごろくだとか、迷路だとか、カレンダーだとか、ストラックアウトだとか。


すると、集中すると爆発的な持続力を発揮するRJRくん、

作業は大胆だけど、細かい部分まで妥協せずに作る。

きっとRJRくんは工学系の研究職とか開発とかの仕事に就くにちがいない。


それとおどろくほど、色のセンスがとても良い。

直感で配色を選ぶがそれがなかなか絶妙。

そんなところを私もRJRくん自身も発見していった。


いつの間にか、私は、

自分ではもう作ることができない、純粋で、子どもらしく、

でもファンタジックで、パンチのある作品を

毎回RJRくんに作ってもらうのが楽しみになってきていた。


そして、6年生になったRJRくん。

RJRくんのリクエストでアドベントカレンダーを作った。

特におウチがクリスマスのデコレーションに力を入れているわけではない。

24日までのカウントダウン。

1日1日数字をひっくり返す。

そしてひとつひとつの箱にはお菓子が!

という、イベント性、ゲーム性の高さが、RJRにはとても魅力的なのだろう。


アドベントカレンダーという文化をRJRくんに初めて教えてもらった私、

私わからないからねー、と言ってデザインも構造もRJRに決めてもらった


引出しを24個も厚紙から展開図を書いて切って貼って作った。

数字も色も選んで1つ1つ切り貼りで、

プレゼントも何を飾るか考えながら全部切り貼りで。





ツリーの飾り、ぬいぐるみのウサギ。口のところがヒゲダンス的に。


のびのびと大きくなってしまったトナカイ。

私は1面に見えるように首や足を切って縮めてはろうと提案したけど、

縮めるのはいやだ、と側面に折り返すとRJRくんのアイディアでこう貼った。

そういうこだわりを主張してくれるのが私はとても新鮮で楽しい。



出来上がりに合わせて、お母さんが引き出しに入れるお菓子を用意しておいて下さった。
いつも感じるRJRくんのお母さんの愛情。
過保護でもなく客観的で絶妙な距離感。
母親のプロだな、と私は心底尊敬している。

その子が苦手なことを克服しながら、いや、
苦手なことを得意分野に変えて個性を存分に発揮できるのは、
周りの人の愛情という土壌が必要なだなぁと真に思うのです。


アドベントカレンダー、数字側。

RJRくんのこだわりで、数字はランダムに並べた。

RJRくんのゲーム性を重視するこだわり。



そして、24日には全ての引き出しがひっくり返されてクリスマスツリーに。
何が何でも、24を最後に、☆を最後に作る!と言っていた。
長い道のりの先のポリシー。
目標を掲げ、でもプロセスを手を抜かずに進める姿勢は、とても感心した。


ああ、見ている私は逆に夢を見せてもらっているなー、と思う。



そして、RJRくんは、最近、将来の夢を「工作人」と言っている


とお母さんから聞いた。


「必殺工作人みたいですねぇ、工作人って何するんですかねー」


なんて笑っていたけど、



実は涙が出るほど嬉しかった。








カテゴリ:Be wiz you | 11:25 | - | - | -
夢をいっぱい見よう
自分も入れるくらいの


でっかいダンボールハウスが作りたい!!



かねてからのUちゃんの願いだった。




教室に定期的に届く、ウォーターサーバーのお水の箱は、

しっかりしていて、上下面が正方形で、大きさも形も使いやすく、

大きいダンボール箱Loveの子供たちには、お待ちかねアイテムだったが、


“お水のはこ”は、いくつかつなぎあわせたところで、

せいぜい子犬のお家を作るくらいの大きさだった。



2月、

我が家は、自宅アパートから想定外の引っ越しをすることになった。


大家さんの事情で、ある建築会社に物件が売り渡され、

「早速ですけど、お出になって頂きたい。」と

晩秋のある日、

松方弘樹バリの強面の立ち退き業者にあっさり言い渡された。



部屋と同じくらいの広さの土の庭がついた、

古いアパートだった。


Mが1歳の時から、7年住んだ。


欠陥だらけだったけど、好きだった。



庭のブロック塀の上を、ときどき猫が我が物顔で歩いていったり、 

庭に生えてた細い杉の木が、どんどん太く高くなっていったり、

庭に小さなビニールプールを出して、Mを水浴びさせたり、


夏休み、Mをどこにも連れて行けなくても、 

なんだかいい感じのひと時だった。 



Mが中学生くらいまで、住めるかなー、 

なんて思っていた。 


ずっと住むつもりだったので、

庭にブラックベリーの鉢植えを、なんの躊躇もなく直植えした。


植えて3年目、3年前、ジャックと豆の木のように急に驚くほど伸びたツル茎に

毎年初夏から盛夏にかけて、 桜そっくりの花が満開に咲き、

ミツバチたちが次から次へとやってきて、

近所から苦情がきやしないかとヒヤヒヤしたが、

せっせせっせと蜜を集め、花から花へと花粉を運び、 

そして、どっさりブラックベリーが採れて、 

Mと一緒に大鍋で何回もブラックベリージャムを作って、 

お中元代わりに親しい人たちに配るのが

楽しかった。 



そんなささやかな幸せの場所も、時間も、 

本当は、自分の自由にできるモノじゃなかった。 


そんなことはわかっていた。 

知ってたけど、

つかの間でも、あわよくば、幸せ〜とかって感じたいじゃん。


せーまーいなーがーらーも たのしーいわーがやー♪ って

夢みたいじゃん。



半分、我が家はそこに根を張ってしまっていたので、 

引っ越しは、狭いアパートとは言え、物量的にも気分的にもずっしり重かった。
 

自分のタイミングではなかったので、

荷物の整理も気持ちの整理も、そうあっさりはいかなかった。



なにかの転機かもしれない。 


大きく変わらなければならない時なのかもしれない。



執着を捨てなさい。


本当に必要なモノを選びなさい。 


心に新しいモノが入る隙間を作りなさい。



って、ブッダの教えみたいだけど。 



きっと、人間としてその方が良いってわかってる。



当時ブームだったとはいえ、かなり強制的に断捨離の大波に、


乗るしかないのかな、


いや、

乗るべきなのかな、



思った。



ブラックベリーは、掘り起こせないくらい、

深く、深く、根を張ってしまっていたので、


「ごめんね」と言って、

自分の手で、根を切ってきた。



最後の掃除を終えて、 

Mとその部屋に向かってお辞儀をして 

「7年間Mをここまで育ててくれてありがとうございました。」 

とお礼を言って別れを告げた。


不思議と涙は出なかった。



部屋の引き渡しの日は、


Mの8歳の誕生日だった。



BlackBerry



そんなわけで、

今うちには、

しっかりとしていて、手頃に大きくて、

しかもサイズのそろった、

なんとも魅力的なダンボールが

大量にある。



今日はビジューさんで、

RJRくんの個人レッスンの日だったが、

3日前の日本観測史上最大の大地震の影響で、

レッスンがお休みになり、

かわりに、SSとUちゃんとMと、

ビジューさんでアート教室をすることになった。


ここいろでは、場所も限られているので、

子犬の小屋を作るのがせいぜいだったが、

ビジューさんでは、大きいものが作れる。


ここいろレギュラー3人で、こんな機会も珍しい。


きっと子供たちも、この地震の影響で、

今のところ学校や家での生活は幸い通常通りに過ごせていても、

どこか気持ちが緊張している。


手軽なもの、簡単なもの、いつもの感じのもの、だと、

きっと、そわそわ感、不安感、妙な高揚感、に負けてしまう。

すぐに気が散って、飽きてしまう。


と、思った。


私も何か、没頭して作りたかった。



ここいろでは、いろんな子がそれぞれ自分の作品を作っているので、

私が、ある子の作りたいものだけに手をかけられない。


今まで、大きめのダンボールハウスを作りたいという場合は、

もちろん、場所と材料が可能な範囲でOKなのだが、

私は作り方のアドバイスしかせず、

MYとか大きい子が、小さい子と一緒に作ってくれていた。



今日は私もガッツリ手伝ってあげようと思った。


Uちゃん念願の「自分が入れるダンボールハウス」

SS命名「ファニーハウス」(笑)


は、ガッツリ子供たちの意識をひとつに固めた。



3人それぞれが、好きなように設計して、

好きなように内装して、勝手に飾り付けして、


でも、お互いに尊重し合って、自然に調和していて、


もちろん3人で一緒に住むのが目的だった。



「S先生は大きいから、入ると壊れちゃうから、」と

利用者の中には入れてもらえなかった(泣)が、


でも、ひさびさ子供の工作に没頭した。



大人的にきっちり作る感じではなく、

子供たちがいつもやっているように、


おおざっぱで良いから、早く形にしたい!!

思いついたこと、あれもこれもどんどんやりたい!!


という、楽な感じ、楽しい感じ、で。


時間を忘れて手を動かした。



たのしーーー!!


え〜、もうおわり?


もっとやりたーい!!


って、よく子供たちが言う。



私も、ひさびさ?


もしかして、初めて?


そう思った。





こんな時だから、


私にできることは、


子供たちに「楽しい!」って思える時間を提供することかな、って。




S先生と作ったダンボールハウスに、

ブタさんや、ウサギや、ヘビを付けたなー!って。


S先生と作ったダンボールハウスに、

ピアノの鍵盤やエレクトーンのペダルも付けたなー!って。


S先生と作ったダンボールハウスに、

展望台と望遠鏡を付けたなー!って。


S先生がダンボールハウスに、

大きな樹をかいてくれたなー!って。




大きな地震があった時だったけど、

あの時みんなで作ったおうちは、


大きくなったら住んでみたいような、

夢のおうちみたいだったなーー!!って。



大きくなってから、

思い出してくれればいいなぁ。。。


って、



私は


思ったんです。。



FunnyHouse










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